脂肪肝を改善しよう

脂肪肝の予防B

脂肪肝の予防には、日頃の生活習慣の改善が必要です。


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脂肪肝の予防に『飲酒の見直し』


飲酒によって体内へ入ってきたアルコールの処理を行っている臓器が肝臓です。 その為、過度の飲酒は、確実に肝臓への負担を増やすことにつながります。
肝臓のアルコール処理機能には、それぞれ個人差が認められますが、体重1kgに対してアルコールが約100mgといわれています。つまり、体重60kgの方が、1時間でアルコールを処理できるのは6gという計算になりますので、日本酒1合だとアルコールが21gとして、分解には約3時間かかるのです。よく「1日2合以下」といわれるのは、アルコール42g分ですので、分解には約6時間かかるアルコール量といえます。それだけ、肝臓は機能が酷使しているということです。
酒類には、アルコールや糖質が多く含まれます。それらが、身体の中で合成される脂肪はやがて中性脂肪になって蓄えられます。体内の中性脂肪が増えすぎると、脂肪肝はもとより、生活習慣病の引き金となり、内臓脂肪型肥満による糖尿病や心臓疾患へのリスクも高くなります。


※飲酒がなぜ肥満になりやすいのか

@アルコール自体が高カロリーである。
A胃酸の分泌が活性化し、食欲が増す。
B飲酒を楽しむために、高カロリーなおつまみを好んで食べてしまう。
C深酒して翌朝の朝食を食べないと、自己防衛機能による脂肪の備蓄が盛んになる。

飲酒は適量を守って、楽しく飲みましょう(痛風や高尿酸値症の方は、できるだけ飲酒は避けましょう)。


脂肪肝の予防A
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